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みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

1993年にフジテレビ系列で放送されていた『ひとつ屋根の下』

日本のテレビドラマ
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なぜ、そのドラマが良いと思ったのでしょうか?

私が『ひとつ屋根の下』を知ったのは、放送開始前のテレビ雑誌でした。当時、ロングヘアーブームの先駆者であった、江口洋介さんが主演するドラマが始まるという記事を読んだからです。 しかも放送時間帯がフジテレビの月曜日の9時。いわゆる「月9」と呼ばれる時間枠でした。

 

江口さんと言えばデビュー作の映画『湘南爆走族』で主演を務め、そのあとも数多くのドラマに出演していました。しかしいまいち大ヒット作品というものに恵まれずにいました。 その後、私が江口さんを久しぶりに見たのが『東京ラブストーリーでした』。この作品が江口さん主演の『ひとつ屋根の下』の大ヒットに繋がることになるとは思いもよりませんでした。

 

トレンディドラマ全盛の時代『東京ラブストーリー』の大ヒット以降、江口さんも数多くのトレンディドラマに出演し大ヒットを連発していました。当時の江口さんの役回りは三番手、四番手ぐらいのポジションでしたが、とにかく江口さんが出演するドラマは高い確率で大ヒットするので周囲では次は江口洋介が主演だと言われ始めたました。

 

それは現実になり、『ひとつ屋根の下』の製作が発表され、主演はもちろん江口洋介さん。さらに当時TBSのドラマでグングン力をつけ始めていた福山雅治さん。福山さんにとってもこの作品が大ブレイクのきっかけになりました。ヒロイン枠には酒井法子さん、他にいしだ壱成さんなど。

 

このドラマは両親の交通事故がきっかけでバラバラになった兄弟たちの絆が描かれていく心暖まるドラマです。 まず、これまでクールな役が多かった江口さんのハイテンションな演技が新鮮でした。感情的に泣く演技があれば兄弟たちを怒鳴り付ける演技など。 生き別れた兄弟たちに久しぶりに再会するシーンでは、思春期の妹小梅にセクハラ発言したと思ったら札付きの悪というあだ名が付いた弟和也にはナイフで脅され、極めつけは福山さん演じるインテリな弟雅也に金をやるから帰れと冷たくあしらわれるという悲惨な役どころ。そのせいで起伏の激しい演技力が求められました。

 

江口さんはこのドラマの続編『ひとつ屋根の下2』をやる際に「あのテンションに持っていくのが大変」と語っていたぐらいきつかったようです。 江口さん演じる柏木達也はとにかく過去より先のことを見て行動しています。この前向きな姿勢が当時不況に突入中だった日本人に受けた理由です。 こんなエピソードがあります。

 

車イス生活を送っていた弟文也を普通の学校に通わせようとしましたが、学校側に反対されて署名活動をしました。この行動に兄弟たちは恥ずかしいからやめてくれと反対するが、達也はこのままでは文也が殻に閉じ籠ると思い署名活動という大胆な行動に出たのです。 この行動に私は自分が家族のために働く以外何かしてあげられるだろうかと今考えさせられております。

 

その後も達也は兄弟たちに次々に起こる困難を時には怒り、時には涙し乗り越えていきます。その際の江口さんの長男としての説得力が半端ないぐらい伝わってきます。妹小雪が家出をした際には貧血ぎみだった小雪に自分の血液を分け与え「兄ちゃんの血液はあったけえか。そこには愛がいっぱいつまってる」というセリフがあるのですが小雪も私も泣きっぱなしでした。

 

「そこに愛はあるのかい?」このドラマのキャッチフレーズの真骨頂が表現されたシーンとなりました。 そしてこのドラマの山場といってもいいくらいの出来事が柏木家を襲います。その日が誕生日だった妹小梅が浪人生に襲われたのです。正直私は月9でこういった展開を放送するなよと思って見ていたのですが、内容は賛否が分かれる展開となりました。

 

柏木家の弟や妹たちは今回の事件をおおやけにしたくないと裁判に反対したのですが、長男の達也は告訴すると言い切りました。当時は後者の意見に賛成だったのですが、今現在の私は前者の意見に賛成なんです。

 

どちらが正解かは正直わかりません。しかしこのドラマでは達也の裁判に勝って、これからも兄弟たち全員で小梅の誕生日を祝うんだという結論になりました。私も当時はこの結末に涙しましたが、大人になると現実的なことも考えてしまいます。『ひとつ屋根の下』というドラマは終わった後も深く考えさせられるドラマです。

そのドラマがオススメだと思う方は誰?

中高生や兄弟を持っている人たちにオススメしたいです。理由は自分は両親や歳上の兄や姉にいかに守られているかを再確認できるドラマだからです。

これからそのドラマを観ようと思っている方へのアドバイス

ティッシュやハンカチでは足りません。ハンドタオルを用意して視聴してください。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

私はドラマを愛する三十代の男性です。職業はサラリーマンをしております。家族構成は妻と子供一人と妻の両親と暮らしております。出身地は長崎県に住んでおります。