みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでの感想など

スポンサーリンク

あなたが良いと思った小説と著者名を教えてください

「坊ちゃん」の夏目漱石

なぜ、その小説を読むことになったのでしょうか?

文学の世界に入ったからです。

その小説を読んで良かったと思う感想

人間のありのままの姿を文章で描いている事。

その小説がオススメだと思う方は誰?

25歳から35歳くらいの人

これからその小説を読もうと思っている方へのアドバイス

この小説は地方の赴任という事で地方の学校の教師との交わり方で困っている事や「ボヤキ」を入れていますので読んでいても面白く楽しいことも盛り沢山です。 夏目漱石の「坊ちゃん」を読んだきっかけは文学に興味を持ったことです。長文を書く機会が少ない事から長文を書くことは苦手でしたが様々な資料を集めて勉強していた時代があります。その中での1つに小説がありましたが人気のある小説という事で「坊ちゃん」を選びました。 この小説は明治時代に書かれた小説ですが現代でも使う事が出来る字の使い方です。

 

明治時代の小説言えば日本語の使い方が古風で現代では使用していない語句が使われている事が多いですが、この作者に限り、そのような事はありませんので難しい小説としない事です。 彼は東京の公立大学の出身者ですが普通の教育を受けていれば誰でも読むことが出来る事です。難しい漢字は振り仮名を付けていますので読むことが出来ます。また標準語を使っていますので誰でも判ることが特徴です。 そして、この小説を読めば解りますが内容を誇張しないという彼の性格が出ています。小説の中でも女性との話下手が、そのまま出ていますので女性と上手くコミュニケーションが取れないという事を知ることが出来ますが損をしているのではないという事です。

 

あらすじは彼の教師時代から始まっていますが四国に赴任する事になります。その赴任時代を詳細に書き記している事です。人間ですので人物は良くても悪口をいう物ですが同僚の悪口を言っています。そのような事は人間である以上、誰でも日常的にありますが、それを小説の中で表している事です。またニックネームを付けるのが得意な感じも受けます。小説を読むのが苦手な人でも、この作品に夢中にする事があります。 彼の東京の生活で住み込み人の女性との間での思い出を書いている個所があります。

 

その住込み女性の彼の呼び名が「坊ちゃん」という事ですが裕福な家庭であることを想像させます。小説を書く人は貧乏人が多いという事で彼は卑下をしていたと思います。読者が連想しますので、それを打ち消す意味で裕福な家庭の子息と言うイメージを小説の中で付け加えたのではないかと想像します。 私も少年の頃、旅行好きな父に連れ添って四国の松山の親戚に立ち寄った事があります。夏目漱石と同じ場所の愛媛県の松山ですが、其の家は金持ちらしく自分が所有している山から取った「ブドウ」を差し出されましたが私は都会暮らしですので市場で購入すれば食する事は出来ます。ブドウ園からでありますので珍しく、また新鮮さがありますので快く食しました。

 

その当時は田園や牛小屋がある田舎で、また近くの小川で小魚が泳いでいるのを見つけるのが楽しみでした。私にとっては珍しい光景でしたが今でも記憶に残っている少年時代の思い出です。 帰路の汽車の中で腹の痛みに困った事がありました。その困った事は滞在中の帰りの前日に海で岩についた夏の「牡蠣」を食べ、食中毒になった事で腹痛と下痢に悩みました。そんな楽しい日々と帰路で味わった腹痛でしたが今でも明白に記憶に残っています。

 

諺に「行きは良い帰りは恐い」という言葉がありますが、丁度、その諺に合致しまったことです。それ以来、嫌いになり冬でも牡蠣を食する事は控えましたが数10年後、食する機会が得られ冬の牡蠣を美味しく頂いています。 少し横道に入りましたので本題に入りたいと思いますが明治時代の小説家は家計を助けるという小説家が多いですので苦労をした人が多いです。また印紙税も安い事から小説を書く人が少なくなっているのも事実です。 芥川賞を受賞すれば印紙税が所得になりますが年にして30万円程という事です。

 

これでは生活が出来ませんので他に文章書きの仕事をしているようです。小説は文学の世界ですが現代でも印紙税が安い事から明治時代の小説家の儲けを想像する事が出来ます。 そのような事から小説を書き続けなければならないという壁がある事です。芥川賞に入賞しても、それだけで済ますことが出来ず出版社から小説を書くことの依頼が多いことで、その1刊で終わることは出来ないようです。文学の世界は知恵を絞って書きますので1刊を書き終える事だけでも大変な事です。また刊行するのに出版社に校正料等の費用を払っての出版になりますので、儲けにならないという事になります。

 

そのような事から小説を書いて儲けるには多くを出版しなければならないという事が判りますが、それに並行して家庭が裕福でないと小説家と言う職業を続ける事が困難になります。そのために近年では国会議員や知事になる人が多くなっています。文学の世界でありますが人に認められても金儲けは出来ない事です。

 

また美術や芸術は多くの人に認められないと儲けにならないという事ですが文学も美術や芸術の世界に似ている事です。 音楽の流行歌手で言えばレコードやCDが印紙税になりますので1枚に付、数10年と入ることになりますのでヒットした曲が多いと収入に比例する事になり儲けられる事になっていますが大きな違いがあります。小説家と流行歌手では才能が異なりますので仕方がありません。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

ライターとして活躍しています。