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勇気や元気が湧いてくる海賊映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」

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あなたが良いと思った洋画を教えてください

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

なぜ、その洋画が良いと思ったのでしょうか?

この映画が公開されて周りの人が随分と良い評価をするために興味だけは持っていたのですが劇場に足を運ぶような事はなく「今はそういうのが流行ってるんだなー」程度にこの映画のタイトルを知りました。 公開からしばらくして、レンタルやDVDの販売が開始され、家庭での視聴が可能になった頃、私は仕事がうまくいかず、メンタル的に低迷していました。いよいよ疲労が溜まった時に、映画のストーリーに引き込まれて少しの間でも気分転換しよう、ということでDVDレンタルに足を運び選んだのがこの作品でした。

 

作品を一言で言うならオーソドックスな海賊映画。カリブの海賊の現代版といった感じで、このような言い方をすると味も素っ気もありませんが、この映画の魅力はジョニー・デップ演ずる主人公「ジャック・スパロウ」のキャラクターです。 行動も発言もムチャな事が多く、度々ピンチになる場面にも遭遇しますが全く臆すること無く立ち向かい、困難を乗り越えます。映画だと分かっていても今の自分の心境や境遇でも、ジャック・スパロウならなんとかするんじゃないか、そんな気にさせてくれます。 そして今こそ自分がジャック・スパロウになるべき時なのではないかなどと、自分と重ね合わせ(随分違いますが)困難に立ち向かう姿勢や勇気を自己暗示するかのように自分の思考に取り入れようと夢中になりました。

 

ジャックスパロウはいい加減な男を演じていますが、非常に頭のキレる点や、仲間を統率する器など、男目線でもカッコイイと思える点が多く、実社会で人の上に立つ立場にある人などはこうありたいと感じるのではないかと思います。 そして、この物語は海賊がテーマであるように、主人公だけでなく大勢の仲間も登場します。仲間に助けられながらピンチを脱するシーンも見られ、それは決して他力本願ではなく、仲間を信頼するが故に生まれる必然の助け合いであり、当時一人で仕事をしている私には人とのつながりや絆がいざという時にどんなに大きな支えになるのかというのを思い知らされました。 残念ながら私にはジャックスパロウのように私を支持してくれる仲間は居ませんでした。

 

正直、この映画を見て人とのつながりも大切にしようと考えるようになりましたが、現実はあまり変化はありません。映画のようにはなかなかうまくいかない事もよくある話ですが(笑) 映像のクオリティも非常に高く、CGなども多く使われているはずなのですが、どこからがCGでどこからが実写なのか見分けが付かないほどのクオリティです。 もっとも、映画好きの方は目が肥えられているかと思うのでこの点に言及するのは蛇足かもしれませんが、リアリティを損なわないというのはストーリーにのめり込むのにも非常に大切な要素です。

 

「今の合成っぽいよね?」とか思ってしまうと一気にそのシーンがシラケてしまいますよね。 そして、この映画のメインテーマとも言える音楽はこの映画を深く印象づける力強い物が採用されており、この映画を一度でも見たことのある人なら忘れることの無い音楽であることは間違いないでしょう。レンタルしたDVDは返却してしまいましたが、メインテーマはとても気に入っていて、すぐにサウンドトラックを買いました。 仕事の最中などに聞くと気分が高揚して、なんだか勇気や元気が湧いてくる気がします。

その洋画がオススメだと思う方は誰?

爽快なアクション映画が好きな方は文句ナシに楽しめると思います。ただ、私が夢中になったポイントはなんといっても「ジャック・スパロウ」のキャラクターです。困難に臆すること無く、とにかく行動して困難を乗り切るという点。 言うは易く行うは難しとはこの事です。私のように仕事がうまくいかないとか、人付き合いで悩んでいるとか、困難に立ち向かう勇気がなかなかもてないなど、現状をなんとかしたいけど出来ない、そんな人の心に効く栄養剤のような映画だと言えると思います。

 

基本的にはアクション映画としての切り口が強い作品では有ると思いますが、私はどちらかというとヒューマンドラマ的な切り口での印象というか影響を強くうける作品でした。 世界観としてはやはり海賊ということなので、実社会に照らし合わせるような物ではありませんが、なにか達成したい目的があるけどくじけそうな時とか、何か辛い事があったりして乗り越えたい時などに見るのには最適な作品であると思います。そう言う意味では老若男女問わず、幅広い層にオススメです。 でもやっぱり、人間の面白さを感じ取るという意味では、社会人のかたの方が受ける刺激は大きいかもしれませんね。

これからその洋画を見ようと思っている方へのアドバイス

この作品は全部で4作リリースされていますが、順番通りに見ないと意味側から無い部分も多くあるかと思います。その為、1作目である「呪われた海賊たち」から見るようにした方が良いと思います。 勇気や元気を貰える映画というのはこの作品に限らず多くあるかと思いますが、小さな事に悩まず、とにかく行動すること。自分を信じて前進するなど前向きな気分になりたい時に見るとより楽しめるのではないかと思います。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

性別:男性 年齢:41歳 職業:ITフリーランス 家族構成:私と家内と猫1匹 都道府県名:徳島県