読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

「レオン」迷ったり悩んだりしている時におすすめの洋画です

洋画
スポンサーリンク

あなたが良いと思った洋画を教えてください

レオン 監督リュックベッソン

なぜ、その洋画が良いと思ったのでしょうか?

言わずと知れた名作です。そして暗殺者ものとしては異色のストーリーというところが注目された1番の理由だと思います。1日2パックの牛乳と鉢植えの観葉植物を愛する殺し屋レオン。トレーニングと殺し屋としての日々のみの生活の中に突然現れた12歳の少女マチルダ。出会うことでお互いが人間らしさを、幸せとは何なのか、愛とは、そういったものを模索して行く2人。これまでなかった物語であり、最も大事な事を教えてくれる映画でした。 キャストも凄い。殺し屋レオン演じるジャンレノは言うまでもない名優。

 

異常な男スタンフィールドを演じるゲイリーオールドマン、貫禄のダニー・アイエロと渋い俳優人です。そしてひときわ目を引くのはマチルダ演じるナタリーポートマン、彼女の魅力がそのままこのレオンとう映画の魅力と言っても遜色はないほどの存在感です。オマケに彼女はこの映画のために2000人の中から選ばれたという。しかし選んだ方も凄い、彼女でなければこの物語は成り立たない、そのくらい彼女の存在感は圧倒的です。 この映画の中には色々なメッセージやテーマが織り込まれてると感じました。それは受け取る側によって変わってくるものでもありますが、この映画を見て多くの人が感じるものとして「孤独」と「愛」というものがある思います。凄腕の殺し屋レオンの孤独、不遇な人生のマチルダの孤独、信頼しない者同士の孤独、人生の儚さを知っている者の孤独。男と女の愛、家族の愛、仲間の愛、要所にこういったものが詰まっていると思う、それらは決して目立たない1シーン1シーンの中の本当に小さなそぶりの中にも見つけることが出来ます。

 

レオン唯一の理解者であるトニー。彼のお店にいつも居るおじいさん、歩くのもままならない彼の世話を優しくも義理堅くしているトニーを見ていると、裏の世界での古い付き合いがあったんだな、義理を通してるんだなと感じさせられるシーンです。 レオンの変化とマチルダの成長も見どころの1つです。凄腕で冷静沈着、プロの殺し屋が不遇な少女マチルダに復讐の為という目的で殺しを教えることになってからの日々の中、これこそがレオンの1番の見どころなのかも知れません。そもそも殺しの事しか知らないレオン、これまた真面目に殺しの指導をして行きます。日々の暮らし方、銃器の扱い方、など本格的です。そんな中マチルダにはユーモアある事や、人間らしさ溢れる感情というものにレオンは気付いていきます。そして不器用で未完成な2人が行きつく愛の形というものは純粋そのものだと思いました。

 

殺し屋レオンのあどけない表情や透きとおった眼、マチルダの幼きも美しい魅力がとても伝わってきます。 レオンの殺し屋としての腕前がわかるアクションシーンも必見です。マフィアの館に単身乗り込んでいき暴力のプロ達を1人、また1人と確実に消して行くレオン。特にボスを精神的にも追い込むところは圧巻です。銃弾の穴から睨みつけたあと、あっという間に背後に周り首筋にナイフを突きつける。そして要件を伝えた後ゆっくり闇に消えていくシーンは凄い迫力でした。また終盤に訪れる警察との戦闘シーンも凄い。レオンのマンションを取り囲むように警察や特殊部隊が集結。レオンの部屋に踏み込むがこの時のレオンの応襲がカッコイイ。一対多数なのに恐怖する特殊部隊がレオンの凄さを物語ります。

 

スタンフィールドの狂気という面もこの映画に恐怖と緊張感を与えています。薬の効果で狂ったスタンフィールドがコミカルな動きで容赦無く惨殺していく姿には、止めることの出来ない恐怖を感じます。命乞いも、説得も通じない、慈悲も躊躇もないあのやり方は最も怖い表現の一つだと思う。特にスタンフィールドが手持ちの缶に入ってる薬をカランカランと耳元で振った後に飲むシーンは彼の異常さ、恐怖を倍増させますね。その狂気に立ち向かうレオンとマチルダという構図も非常にシンプルで観やすいです。 ラストは悲しい結末ですが、孤独で不運な2人が深く傷つきながらも、お互い人生を前向きに歩もうとしている姿は見ていて切なくもなるし嬉しくもなります。しかしもうたどり着くことは出来ないと悟ったあとレオンがマチルダを守るために選ぶ行動には胸のすく思いがします。

 

何度見ても本当に、本当に2人には一緒に歩んでほしかったと思ってしまいます。最後までマチルダと共に生きようとしたレオン、同じようにレオンを信じて待つマチルダ。でも2人が出会うことはもうなく、それがわかったマチルダはレオンの大事にしていた鉢植えを地上に植えてあげる。そして『レオン、これでもう自由よ』と弔ってあげるシーンは、最高に感動するのラストだと思います。静かな、切ない感動です。

その洋画がオススメだと思う方は誰?

間違いなく現在の生活が満足で幸せな時よりも、何か不安を抱えていたり孤独だったり、迷ったり悩んだりしている事が本気である人達にオススメですね。もちろんアクションシーンなども凄くてそちらも楽しめますが本当にこの映画が与えてくれるものはもっと深いところにあるからです。どんな形にしろそういった感情にリンクしてくれる、考えさせてくれるものが見つかるからです。

これからその洋画を見ようと思っている方へのアドバイス

まず、観て後悔することは一切ないこと。逆に今まで観なかったことを後悔するくらいでしょう。そしてこの映画のキャストを皆好きになってしまうことでしょう、他の出演作品探し出す事になりますよ。そして見終わった時には、今まで気付かなかった事や気付けなかった感情や、想いの変化があると思いますよ。そして主題歌はスティング&ドミニク・ミラーの『The Shape of my Heart』これでトドメですね。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

東京都在中、独身、男性、34歳 80年代、90年代の洋画が大好きで、映画館での鑑賞は今でも日課です。