みんなのエンタメレビュー

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なぜ、その洋画が良いと思ったのでしょうか?

まず惹かれたのはストーリーと設定です。 ある日突然海に生じた裂け目から怪獣が現れ、それに対抗する手段として人類が開発したのが、ガン○ム的巨大ロボット・イェーガー。そのパイロットを務める一人が、主人公のチャーリー・ハナム演じるローリーです。 イェーガーの操縦方法は独特で、人間2人が中に乗り込み、一方がイェーガーの右側・もう一方がイェーガーの左側を動かします。その際、二人の精神はドッキングされ、二人の脳にはもう一人の精神が乗っかっているような状態になるのですが、これがこの映画の一番の燃えポイント。 精神をドッキングすると、お互いにはお互いの今まで生きてきた人生すべての記憶と感情・現在の思考まですべてが共有されるんですよ……!

 

こう相手のすべてを知ることができる(知らされる)って、ものすごいエロスを感じませんか。 しかしそれだけにやはり相性は必要で、主人公ローリーは最初実の兄と共にイェーガーのひとつジプシー・デンジャーに乗っていました。 ところがある怪獣との戦いで、その兄はローリーと精神を繋いだ状態で殺されてしまい、彼は兄の感じた死の恐怖をも共有し、イェーガーのパイロットをやめました。冒頭のシーンですが、ここで既にこの映画に引き込まれてしまいました。 とはいえ、ローリーは再度イェーガーのパイロットとなるのですが、そこで登場するのが菊地凛子演じるマコ。こういった怪獣映画?で女性のパイロット、しかも洋画で日本人女性というのは大変珍しい気がして、新鮮な気持ちで観られました。 また、ローリーやマコ以外のイェーガーのパイロットも個性豊かで、それぞれのサイドストーリーだけで一本映画が作れるのではないかと思うほどです(ロシア人の色気満々夫婦、でも戦闘の主導権は妻の方!とか、中国人三つ子兄弟とか、父親嫌いだけどい一緒にパイロットしちゃう兄ちゃんとか!)。 そして私が大好きなのが、この怪獣たちと戦う防衛軍の研究者?のような役割のハーマンとニュート。怪獣オタクと数理学者の潔癖症で、それぞれ性格がとっても独特(笑) 二人ははじめ犬猿の仲なのですが、それが和解していく過程もなんだかわちゃわちゃしていて楽しかったです。

 

次に良かったのはやっぱり映像です。 海底の裂け目から出てくる怪獣との闘いなので、基本的には海でのアクションシーンがほとんどでした。 イェーガーの攻撃方法って、もちろんビームのような特殊な技もあるのですが、基本的には殴る蹴るなんですね。 パイロット二人が動きを合わせて敵を殴ると大きく水しぶきがあがって、戦闘シーンの迫力が増していました。映画館でみると思わず目をつぶってしまうような勢い。3Dで観たらおもしろかったかも。 あとはとても個人的な趣味の問題なのですが、吹き替えの声優さんもとても良かったんです。 ローリーが杉田智和。マコが林原めぐみニュートンハーマンは古谷さんに三ツ矢さんですよ!好きな方ばかりでとっても興奮しました。あ、ケンコバさんも吹き替えをされてましたが、全然違和感がなくて多才だなーと驚きました。

その洋画がオススメだと思う方は誰?

子供から大人まで楽しめる作品だと思います。どちらかというと男性向けかもしれませんが、人間ドラマもポイントのひとつですし、日本人女性がキーとなる部分もあるので、女性が見てもおもしろいはず。 基本的にはロボットと怪獣との戦闘なので、幼い子供でも男の子なら盛り上がってくれそうです。 私は映画でもアニメでもロボットものは本来苦手で(ロボットのかっこよさ?みたいなものがイマイチ分からない。機械系に萌えを感じない)、今回もひとにおすすめされていなければ観にはいかなかったと思います。そんな私でも心底楽しかったので、普段はこういったロボットアクション系の洋画やアニメなどが苦手な人手にもおすすめです。

これからその洋画を見ようと思っている方へのアドバイス

映画館で観て欲しかった……! 少し前なら4DXで上映されたりしていたようなのですが、さすがにもうやっていないですよね。 できれば大きなテレビで、少し部屋の照明を落として、映像と音の迫力を味わってほしいです。 それから、観た後には絶対にイェーガーのマネをしたくなるので(笑)歩き回れるスペースがあるようなところでの鑑賞をおすすめします。 キャラクターの詳しい背景などがわかる小説も出版されているので、そちらも読むといろいろと映画では分からない部分もわかって楽しいかもしれません。 原作はコミック?アメコミ?のようですがそちらは未読です。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

27歳女性、専業主婦です。主人と2人で中国地方に住んでいます。 あまりたくさんの映画を観る方ではありません。お気に入りのブロガーさんが褒めていたものを観に行くくらいかな。