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みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

南北戦争前後を生き抜く映画「風と共に去りぬ」

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あなたが良いと思った洋画を教えてください

私が一番好きな映画はヴィヴィアン・リー主演の「風と共に去りぬ」です。 これは1939年、ハリウッドのMGMによって作られた、当時まだ珍しかった総天然色映画です。 原作はマーガレット・ミッチェル。彼女は生涯小説はこの1作しか書いていません。 この原作を読んだ映画関係者がすぐに買い取り、映画の前宣伝代わりに主人公スカーレットの女優を公募します。 他にチャップリンの妻であったポーレット・ゴダードがほぼ決まりかけていた所に、イギリス人女優であるヴィヴィアン・リーが撮影現場を訪れ、彼女がスカーレット役に決定します。 この映画は、アメリカの南北戦争前後の混乱期を、1人の不屈の精神を持った女性が生き抜いていく物語です。

 

主人公のスカーレットは美しく、男性にもモテます。 彼女は敗北した南部で財産等を一切失くした状態から、家族の為に必死になって生きていきます。 時にはずるいことをしたり、女性であることをここぞとばかりに利用してでも、お金を稼いでいきます。 そこに昔から好きだったアシュレや、いつも彼女を見ていて必要な時は手を差し伸べてくれるレットといった男性達との恋が絡んでいきます。 最後に彼女は本当に自分を愛し、また自分を愛していた男が誰だったかわかりますが、時すでに遅く、彼は彼女の元を去って行きます。 アメリカ映画で初めての「ハッピーエンドでない映画」としても有名です。

なぜ、その洋画が良いと思ったのでしょうか?

映画の初めはウィルクス家での華やかなバーベキューパーティーがあります。 皆綺麗に着飾り、スカーレットの周りは彼女を崇拝する男性達が取り巻き、彼女は疑いも無くパーティーの花形です。 このような華やかな場面は女性は好きでしょう。 この華やかさは戦争が始まると一気になくなりますが、それからは何よりスカーレットの不屈の精神、その強さが小気味よいです。 また、美しいこと、そしてその美しさを武器に他人や妹のカレ(婚約者)を取ることに罪悪感を覚えないところも。

 

彼女は一切のものを失くし、一から生活を建て直さなくてはなりませんでした。 その為、実家のタラ屋敷にいた時には、敵である北軍の兵士を1人殺しさえしています。 彼女の勇気にはいつも感心しなますが、このようなと時にも本物の勇気が出る所がすごいと思います。 また、彼女の傍にはいつでもメラニーがいます。 私は一時スカーレットより優しいが芯が強いメラニーの方が好きでした。 彼女は内面の強さでスカーレットを支えます。 しかし、スカーレットは彼女の夫のアシュレのことが好きなので、嫉妬もあり彼女のことが好きになれません。 スカーレットがやっとメラニーの貴重な存在に気付き、自分を支えていたのが彼女だと分かった時、彼女は病気で亡くなってしまいます。 スカーレットを陰で見ている人物には、もう一人、レット・バトラーがいます。 彼はスカーレットの3人目の夫として結婚しますが、2人はお互い素直になれず、またスカーレットは彼と自分の両方の本当の気持ちに気付かない為、夫婦仲はあまりよくありません。 アシュレの誕生日に、昔を思い出して慰め合うように抱き合うスカーレットとアシュレを見て、街の人達は悪い噂を立てます。 メラニーは2人を庇いますが、レットは失望して2人の間に出来た1人娘を連れて旅行に出てしまいます。

 

この場面は、2人の心が寄り添いかけるのにすれ違い、とても悲しいです。 帰ってきたレットとスカーレットはまた口論となり、誤って階段から落ちたスカーレットは流産してしまいます。 更にレットに失望したスカーレットは彼のことを病床に呼ばず、レットはレットで自分は心底嫌われたと思い込んでしまいます。 この2つ場面は見ている者の気持ちも暗くします。 どうして素直になれないのか、でもそれはそれまでの2人の過ごし方に問題があったのですが・・・。

 

最後はメラニーが亡くなり、その場で自分が本当に愛しているのはレットだとスカーレットは気づきます。 しかし、既に遅く、愛娘を失ったレットはスカーレットの元を去って行きます。 絶望したスカーレットですが、故郷タラへ帰り、レットを取り戻す方法を考えようと決意します。 ここで映画の主題歌である「タラのテーマ」が雄大に流れます。 映画もですが、この曲も歴代の映画の中でトップクラスの人気があります。 自分の気持ちに気付くのが遅かったスカーレットですが、これからどうなるでしょう。 1つの愛も終わりを迎えた形で終わりますが、そこにはスカーレット特有の「不屈の精神」がまだ息づいています。

その洋画がオススメだと思う方は誰?

スカーレットの「生きる力」をもらいたい人でしょうか。 元気が欲しいとか、やる気がなくなっている人には特にお勧めです。 また、恋愛でちょっと行き詰っている人にも良いかもしれません。 自分の気持ちに素直になることと、相手への思い遣りに気付かされるかもしれません。

これからその洋画を見ようと思っている方へのアドバイス

ヴィヴィアン・リーの美しさは必見です。 この時期が彼女の一番きれいな時でした。 戦前戦後と形は変わりながら、次々と着る綺麗なドレスは、その美しさを際立たせています。 更に、アカデミー賞主演女優賞を受賞した彼女の演技も見ものです。 特にスカーレットの激しい感情を表す場面で、その演技力は鬼気迫るものがあります。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

私は埼玉県在住の51歳の専業主婦です。 家族は夫と子供3人の5人家族です。