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みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

「ジャン・ミシェル=バスキア」の伝記映画

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なぜ、その洋画が良いと思ったのでしょうか?

カフェのテーブルにメープルシロップかソースで、自由に絵を描いて見せるシーンを見て、アートと言うのは、どのようなやり方でも、又何処でも出来るのだなと思いました。とても自由でうらやましかったです。また、子供が描いた絵の様な純粋さです。落書きの様でもあり、しかし誰にも真似できない・・・この絵がこれからどんどん売れていくのだろうと想像すると何故かワクワクしました。 これは27歳と言う若さで他界したアーティスト「ジャン・ミシェル=バスキア」の伝記映画です。 あれだけ素晴らしい作品を残しながら、現在生きておられない事を本当に残念だと思っているファンも多い事でしょう。

 

この映画は彼の友人ジュリアン・シュナーベルによって撮られた事もあり、バスキアをよく理解している様に思え、愛にあふれていて、観ていて涙がでてきます。当時のアートシーンの雰囲気や、バスキアがヤンチャな問題児であった事もよく伝わってきます。この様な映像を観る機会に恵まれた事で、まるで私は本物のバスキアやアンディウォーホルを観たような錯覚に陥り、その様な気分になりました。又、私はバスキアの絵を見るのが好きな事と、アンディウォーホルのファンである事がきっかけとなり、この映画を観ました。人によってはバスキアの音楽が好きでこの映画を観たと言う人もいます。多くの人ではないですが、様々なきっかけでこの映画を観ている人がいるので、ひょんな事で、この映画の話になったりして、面白いです。 初めて、ポップアートの巨匠アンディウォーホル(デビットボウイ)にバスキア(ジェフリー・ライト)が描いた絵を見せたシーンでの、アンディ・ウォーホルの反応が印象的でした。

 

私は、自分の絵が褒められたみたいに嬉しかったです。また、バスキアの様に才能のある人であっても、最初は路上でポストカードを売るような生活をしていた事に勇気付けられました。ああいうものはやはり誰かに見てもらって、広がっていくんだなと実感出来ました。 絵が売れ出して、名誉や栄光を手にし、どんどん上り詰めていくバスキア。彼の絵の個展には綺麗に着飾った多くの著名な人達が来場しますが、彼の絵を買おうと争う人々の狭間で、彼は一向に嬉しそうではなかったのが印象的です。世間から認められ、何もかもうまくいっているように見える彼ですが、次第にイライラしていきます。そして次第に我を失っていくバスキアを、ウォーホルが心配するシーンがあります。 バスケをしながら、友人にも言われます。「いやな奴になったな・・・。」寂しいシーンです。彼はずっと自分自身のよりどころを探してさまよっている様に見えました。

 

遂には彼女も失い、ストーリーが終わりに近づくにつれ哀しいシーンが続きます。気分を暗くさせますが、私としてはアンディウォーホルが亡くなったシーンがやはりショックでした。歴史は知っていましたが、この映画の中でこのタイミングで、この様な展開になるとは思っていませんでしたから。バスキアにとって変わり者であるウォーホルは本当にいい友達だった様です。バスキアはウォーホルの死という悲しみによって、更に泥沼にハマっていったように見えました。 またこの映画は、サウンドトラックも素晴らしく良く、中でもトムウェイツの「Four Sheets To The Wind In Copenhagen」が流れるシーンは忘れる事が出来ません。

その洋画がオススメだと思う方は誰?

バスキアの音楽やアートが好きな方はもちろん、アンディ・ウォーホルのファンの方にもお勧めします。音楽や美術の大学に通っている人にもおススメしたいです。いろいろと刺激になると思います。アンディウォーホルの役をデヴィットボウイが、細かい演技でうまく演じています。ひょろひょろの細い体に、小さい声、神経質そうな演技が必見です。

これからその洋画を見ようと思っている方へのアドバイス

アンディウォーホルとバスキアのちょっとした会話のやりとりが面白いです。 又バスキアがウォーホルのファクトリーに遊びに行ったとき、ウォーホルが実験的制作をしているシーンがあります。ウォーホルが何かを制作しているシーンそれだけでも十分過ぎます。 以前バスキアとバンドを組んでいた『バッファロー‘66』のヴィンセントギャロがカメオ出演しているそうなのですが、私には分かりませんでした。 ジェフリー・ライトは知らない人が観たら「もう彼がバスキアなんじゃないか」と思わせる程、自分自身の存在感を消して演技している様に思えます。素晴らしいです。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

40代前半の女です。デザインをする事や映画を見る事が大好き。ウインドウショッピングは大好きですが、ショッピングし過ぎるとご飯を食べに行くエネルギーがなくなってしまうので、最近は気を付けています。