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みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

長編小説「ミレニアム」

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あなたが良いと思った小説と著者名を教えてください

スティーグ・ラーソンの長編小説「ミレニアム」

なぜ、その小説を読むことになったのでしょうか?

テレビのブックレヴューという番組で、紹介されていて、面白そうと思ったからです。もともと私はサスペンスや推理小説が好きなので、興味の対象としては、ぴったりでした。また、小説は短編よりも長編を好みます。それを読んでいる時間ができるだけ長いほうが、どっぷりと浸れて、幸せな気持ちになるからです。小説「ミレニアム」は「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の三部作になっています。

 

一部で二冊なので、全六冊です。かなり長い小説です。だから、その点でも是非読んでみたいと思いました。それから、スウェーデンという国にも興味がありました。いつか訪れてみたいと思っていたのです。私は福祉関係の仕事をしていて、福祉の先進国でもあるスウェーデンから学ぶことが多いからです。スウェーデンの作家の本を読むのは初めてで、登場人物や場所、すべてがスウェーデンなので、その点でも読みたいと思いました。ちなみに私はスウェーデン製の中古のボルボに乗っています。

その小説を読んで良かったと思う感想

三部作のうち、第一部の前半は、いろんなシチュエーション、キャストの説明が多いので、ちょっとだるく感じる人もいるかもしれません。その部分を過ぎると、どんどん楽しめます。だから、最初は少し忍耐しながら、あきらめずに読み進むことをおススメします。とてもエンターテイメント性の高い壮大な推理サスペンスです。ひと言でいえば、復讐劇と言えるでしょう。

 

スウェーデンを舞台にした、手強い悪との壮絶な闘いが主な内容です。主人公は、天才ハッカーでもある一人の若い女性リスベット・サランデルです。この女性がカッコよすぎるぐらい、カッコいいのです。探偵でもあり、様々なアイデアで、悪と闘うのですが、やられても立ち直り、とことんあきらめない強靭なキャラクターで、私の憧れです。物語は進行すればするほどに盛り上がります。だから、第三部の最後の方が最高ですね。もう一人の主人公と言ってもいい男性が登場します。その男性はジャーナリストです。

 

そのジャーナリストとリスベットは協力関係にあって、ともに悪と闘うことになるのですが、著者のスティーグ・ラーソンはもともとジャーナリストです。だから、著者と、小説の中のジャーナリストのイメージが重なります。スティーグ・ラーソンは「ミレニアム」で作家デヴューします。全世界でベストセラーとなりました。しかし不幸なことに、著者は出版の前に病死しています。続編の構想もあったようですが、それを読めないのは、残念です。一応、三部作で、大きな流れは完結していますが、謎の部分を残しているので、それが続編の主な内容になったのだろうと推察することはできます。著者はまだ50代で、若すぎる死です。

その小説がオススメだと思う方は誰?

誰が読んでもはらはらどきどき楽しめる小説だと思いますが、とにかくエンターテイメント系の波乱万丈の物語なので、その手の派手な物語が好きな人におススメです。かなりハードなバイオレンスのシーンがあります。殺戮のシーンも過激です。そういう過激なシーンは苦手という人には、向いていないかもしれません。強い女性になりたい、逞しく生きたい、サバイバルな人生に憧れる、自分の目的を見失わずに、確実にやり遂げるまであきらめない、そういう精神性が充満した小説です。だから、気弱な人は逆に力強い刺激を得られるかもしれませんし、さらにパワーアップしたい人には、勇気倍増しそうな小説と言えます。

これからその小説を読もうと思っている方へのアドバイス

世界にはいろんな小説があります。日本だけでもたくさんの小説があります。一人の人間が、それらすべての小説を読むことは不可能です。だから、いろんな情報を仕入れて、自分のアンテナに引っ掛かる、これは面白そうと思える小説をピックアップして、少しずつ読んでいけばいいのではないかと思います。過去の小説で、傑作と呼ばれる小説もたくさんありますし、また今後、新しい傑作もどんどん出てくるでしょう。

 

本を読むということは、その本を単純に、純粋に楽しむという捉え方もできますし、その本を読むことで、自分自身が、何か変身できるというか、読む前と読んだ後で、自分がいくらかでも変化している、いい方向に、という経験になれば、それは大正解というか、読んでよかったということになるのではないでしょうか。私の場合、単純に楽しむ面と、自分の成長の助けになるような良書にも出会いたいという気持ちがあります。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

私は大阪在住の男性で、40歳です。国語と英語の塾講師をしています。 中学生の息子と小学生の娘がいます。妻は幼稚園の保母さんをしています。 家族みんな本を読むのは好きです