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みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー著がおすすめ

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あなたが良いと思った小説と著者名を教えてください

 

小さい頃から本が好きで、マンガやアニメ、ゲームが好きな大人になりました。マンガ、アニメ、ゲームは本と一緒! と思う私のオススメを紹介します。


それは『そして誰もいなくなったアガサ・クリスティー著です。
有名すぎる小説ですね、読んだことはなくても、絶対に聞いた事はある一冊だと思います。そしてラストの誰も居なくなる、というオチまでしっかりと知られてるすごい小説です。

 

なぜ、その小説を読むことになったのでしょうか?


私が初めてこの小説を知ったのは、とあるアニメでパロディされてたのを見たんです。色々なマンガでもパロディされてますからね、パロディされてるのを見てから、この小説の存在を知った人も多いんじゃないでしょうか。
童謡殺人というんですっけ? 童謡の通りに人が殺されていく、あの不気味さ。脱出不可能な無人島に閉じ込められ、一人、一人とまた殺されていくあの無力感と絶望感。いやー、恐い恐い。


まあ初めて見たアニメのパロディでは、結局誰も死んでなくてただのどっきりだったんですが、それでも不気味な恐さは充分にありました。今でも思い出すと、ちょっと寒いです。
で、その当時はまだ小学生だったんですが、その元ネタの小説を読んでみたくて図書館に行きました。そして文庫版を借りて来て、はい、読むのを諦めました。


まーいくら本好きとは言え、まだ子供だったので、古い本によくある堅苦しい言い方に慣れない、登場人物が多くて名前が覚えきれない、横文字の名前はさらに覚えにくい、といった理由で早々にギブ。あと文字も小さいし、本も古くてちょっと茶色くなってましてね……。
それからうん十年して、ようやくちゃんと読んでみようと思い立ち、読んできました。

 

その小説を読んで良かったと思う感想


感想はですね、いやー流石ミステリの女王! アガサ・クリスティーってすごい! です。
刑事物とか探偵物は好きで良く読むんですが、『そしてだれもいなくなった』は他の推理小説とひと味違います。
まず主人公がいない。
刑事物だったら犯人を追う刑事、探偵物だったら犯人を推理する探偵、といったように、物語の中心になる人物は用意されているものですが、これは違います。


勿論早々に殺されて退場するキャラも居ますが、誰が次殺されるというのは予想できません。少なくとも私は。
私は結構二時間ドラマが好きで、あのべたな演出が好きなんです。ひそひそ怪しい内緒話してると、翌日絶対登場順の新しい方が死んでる、とか、初めの方で目立ってなかったキャラの過去話が出てきたら、高確率でそのキャラが犯人or犯人庇ってる。みたいな。フラグってヤツですね。 


もう素直に推理できる程頭は良くないので、そういうフラグばかりで犯人を判断する私です。二時間ドラマでは結構当たるんですよ、試してみてください。でも、この小説では全敗。誰もが主人公級キャラで、こいつはまだ死なないだろう、と思っていた人が次の日死んでた、というのはよくありました。まーぶっちゃけ全員死にますからね、タイトルの通り。犯人逮捕、めでたしめでたし、とかそういう話ではないんです。犯人含め全員死ぬんです、すごいでしょ。


この小説、色々パロディされているので、是非元ネタを読む気分で読んで欲しいです。最近では少年ジャンプのアニメにもパロディあったような。あとは推理小説とかノベルゲーム好きな人にも。
古典だから皆読んでるかもしれませんが、古典だといって読んでない人は勿体ない!! 読んだって充分に面白いです。ちょっと古くさい言い方はくたびれるけれど。


この小説、読んでない人は是非読みましょう。今なら古本屋で百円とか、それこそ図書館でもあると思います。
個人的に読んで良かったな、思うのは、ずばり賢くなったような気になるからです。なんか基本を抑えたような気になります。タイトル知っててオチまで知ってるのに、読んだことないってすごく勿体ないと思いませんか? ふやふやした物をしっかり固めるため、読んでみましょう。大丈夫、そんなに長編小説といっても薄い文庫本ぐらいですから、一週間あれば充分に読み切れます。
読むにあたって、先にネタバレはオススメしません。最後の方に犯人の手記が発見されますが、それがどういう経緯で警察に渡ったかも、読まない方がいいです。

 

その小説がオススメだと思う方は誰?


先に犯人ネタばれして、犯人の行動をニヤニヤしながら追う読み方をする人もおられるでしょうが、この小説ではそれはオススメしません。むしろ止めとけと言わしてもらいます。この小説、キャラの心情描写で話を進めていくので、先に犯人が分かった所で面白くないと思います。あくまで私見ですが。むしろ事実ってなんだろう、とちょっと考えるようにもなります。そういうトリックのノベルゲームありましたね、確か。


誰が次殺されるのか、そして犯人は誰なのか。そして何故犯人はこんな事をしたのか。殺した順番に意味はあるのかないのか。
ぜひ推理、もしくは想像しながら、読んでみてください。
私が感じたフラグは全て折られました。皆さんのは当たると良いですね。