勇気をくれる曲 モノクロ∞ブルースカイ
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なぜ、その歌が良いと思ったのでしょうか？
モノクロ∞ブルースカイ 初音ミク（ボーカロイド） 作曲・作詞のぼる↑P。
今も完全に幸せとは言い切れないが、今よりもどん底の時があった。本当に何をやってもうまくいかない時があって、今よりも更に自分に自信が持てなくて、自分は何のために生きているのか訳が分からなくなった時期があった。ちょうどそんなときモノクロ∞ブルースカイを聞いて、元気をもらった。
本当に毎日毎日泣いてばかりだった。この曲を聴いて画面の前に向かって泣いた。私生きていていいんだなって思えた。「モノクロ∞ブルースカイ」の歌詞に出てくる内容と私の今の状況が見事にリンクしていた。冒頭は「窓の外はモノクロの世界 変わりのない日々は退屈 生きる事がわずかに重たい 飛び降りたら 軽くなるかな」何もかもがうまくいかなくて何をしていいか分からなくて、生きていることがとても辛かった。
しかし映像が進んでいくうちにミクは色を帯びていく。そして最後の方の歌詞はこうだ「人間がここに生まれてきた意味なんて、無いよ 。だからみんな見つけ出すんだ 生きる理由 を… 果てしない道のどこかに 落ちてるかな探しモノ。明日になればきっと見つかるから 、今、目を覚まして」 曲を全部聞き終わったとき、とても感じるものがあった。胸がじんと熱くてしばらく放心していたなぁ。
そして次第に頭が冴えてきて生まれてきた意味なんかないのなら、どんなに時間をかけてでもいいから探してみようと思った。以来落ち込んだ時は必ず聞いている曲。とりあえず頑張ろうって思えるから。いつも助かってます。現在も生きる理由は見つかっていないけど、とりあえず生きていればそのうち見つかるだろうと思っています。
その歌がオススメだと思う方は誰？
フリーターだったり、ニートだったり、生きることに疲れている皆さんにオススメします。アベノミクスで景気が良くなってきたとはいえ、得をしているのは大企業や常に上を歩いている人たちなわけで。夢を見つけられず、ただ生きるために働くことに疲れている人にもオススメします。
これからその歌を聴こうと思っている方へのメッセージ
「死にたいな」「生きていて何の意味がある」と思うのは人間なら誰しも思うことがあると思う。特に今は前向きじゃなきゃいけない、夢を持って明るく生きようというような風潮が強いからその風潮に疲弊している人も多いだろう。私も前向きに頑張ろうと思っている一人だけど毎日そう思えとは思わない。落ち込みたいときは落ち込めばいい。人間だもの、自分自身がしたいと思うことは犯罪でない限り、したいことはするべきだ。
そんな時にそっと寄り添ってくれる曲がモノクロ∞ブルースカイだと思う。 そもそも最近の曲は変に前向きな曲が多すぎる。元気な曲は聞いていて確かに楽しいが、それはあくまでも聞いている本人が元気である時だけだ。落ち込んでいるときに耳元でアントニオ猪木に「元気ですかー」と叫ばれたら、元気が出るどころか落ち込むだけである。（アントニオ猪木が好きな人はそうではないかもしれないが） また、便利なものが溢れているこの経済大国日本。
夢をもて、と言われたとしても自分の立ち位置がどこにあるのか右往左往する人が多いのは当たり前のことだと思わない人がいる方がおかしいのだ。 その点「モノクロ∞ブルースカイ」は無理に元気を出せ、と言っている曲ではないし、ましてや商業目的で作られた曲ではないので素直に聞けます。そこが魅力かな。そもそもアイドルや歌手はどうしてもオリコンチャート、売上などを気にしがちだから、聞き手を無視して、より多くの観衆に受ける曲を作りがちだ。そこには経済、ビジネスといった不純物がどうしても含まれてしまう。なので素直に聞けないという人も多いだろうと思ってあえてボーカロイドの曲を選ばせてもらった。ボーカロイドは企業側の注文、横槍が入ることがない。ただ、曲や歌を作ることが好きな人が各々発表している。
たまたまそれが売れているだけなので、ビジネスとは少し無縁である。作り手のみんなに聞いてもらいたい、元気を出してもらいたいという素直な歌詞とメロディがあなたを癒してくれるだろう。you tubeで動画が配信されているのとＴＵＴＡＹＡなどで気軽にレンタルできるのも嬉しいですね。 この曲を聴こうとしている人はどこに行けば分からないまっ白な闇の中を彷徨っていることだろうと思う。この曲はそんな深い孤独をそっと癒してくれる曲だ。
完全に良くなるとは言えないが、逃げもせず隠れもせずただありのままを曲に乗せてあなた自身が大切な存在なんだと気づかせてくれる。頑張らなくてもいい、ただただ生きていてほしい。生きる理由は必ず見つかる。 精神を落ち着かせてくれるいい曲です。
カンタンな自己紹介・プロフィール
女性、２７歳、兵庫県出身
