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イギリスのバンドPoliceの「Every Breath You Take」古き佳き名曲です

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なぜ、その歌が良いと思ったのでしょうか?

幅広い世代や国での支持を受けた、あまりにも有名な名曲だからです。まだ知らない人にはぜひ、じっくりと聴いて欲しいです。1983年5月にリリースされるや、世界中で大ヒットを記録し、本国イギリスでは4週連続、アメリカのビルボードにおいては8週連続1位を獲得した大ヒット曲です。なお、その年の優れた世界の楽曲に贈られるグラミー賞にて、最優秀楽曲賞を獲得しています。そしてリリースから30年近くが経過した現在も、世代や国境を越えて様々な人に愛されている名曲だと考えるからです。

その歌がオススメだと思う方は誰?

現在、恋愛中の全ての人にお勧めですが、そうでない人にも聴いて欲しいです。 日本でもかなり有名な曲ですので、誰もが「あっ、どこかで聴いたことのある曲だな」と思うはずです。 全体的に静かな曲調であり、ボーカルのスティングの声は高めではあるものの、 柔らかなブリティッシュイングリッシュなので、耳障りということもないと思います。 静かな中に秘められた激しさがこれまた良いんですよね。 後は、80年代に青春を過ごされた方。懐かしい、と感じると共に、当時の思い出がよみがえってくることは間違いないと思います。

これからその歌を聴こうと思っている方へのメッセージ

恋愛をしている時に、相手の一挙手一投足を見守っていたい、或いは別れた恋人を見守っていたい、という風に聴こえる歌詞が素敵で、誰もが共感すると思います。恋愛の激しさや一途さ、相手のことを全て自分のものにしてしまいたい、というある意味エゴイスティックな感情をも、ストレートな歌詞に表現されています。それを優しく切なく歌い上げるボーカルのスティングの歌唱力の見事さと言ったら。

 

3年前くらい前の恋人が、私のことを「ずっと見ていたい」という感じのべったりするタイプでした。 従ってこのポリスの名曲の歌詞が、「まるでその人の頭の中を現しているようだ」と思いながら、その頃よくこの曲を聴いたものです。彼はまた疑り深い性格でもあり、ちょっとした行動でもすぐに浮気を疑われ、嫉妬するような人でした。だからこそ「彼女のことは全て俺が見ているんだ」という思考に至ったのだとは思いますが。

 

対する私自身はサバサバしたタイプであり、いかに好きな相手でも行動をずっと見ていたい、などと考えたりはしません。 こうした価値観の違いから、じきにすれ違うようになり、最終的には破局してしまいました。 正直に言うと、ずっと見ていられるのは重かったのです。あと、好きなら信用して欲しい、と思いました。男友達と話したり、メールのやり取りをしたことを知られると、しばらく口をきいてくれないくれない程、怒られたり。

 

やましい事がないのに疑われるのは悲しかったです。愛すべき相手に信用されていない、というその事実は、かなり辛いものがありました。そしてある意味では、相手のことを傷つけている自分自身にも疲れてしまいました。彼のことを嫌いになった訳ではなかったので残念でしたが、別れは極めて自然な形で訪れました。ちなみに現在は互いに別の恋人が居ます。 今は私が遠くから彼の幸せを「見守っていたい」「祈っていたい」という気持ちですね。 復縁は絶対にないです。

 

だからこそ自分以外の誰かの横で幸せでいて欲しいと思います。 話が完全に私の恋愛話に逸れてしまいましたが、実際の歌詞にはもう少し深い意味があるようで、悪意を持って他人のことを監視するような人たちへ抗議したものだと、作詞を担当したボーカルのスティング(ソロ活動でも有名)自身がそう語っています。しかしとてもそんな悪意があるとは気づけない程の、美しいラブバラードに仕上がっています。

 

邦題は「見つめていたい」で、この曲のニュアンスを良く現していますね。 どのような状況で聴いても良い曲ですが、作業中やドライブ中のBGMとして聴くのが、爽やかな感じで良いと思います。 本当に、歌詞にある「Every breath you take」「Every Step you made」という部分を、現在想っている誰かの事を想定しながら聴くとハマる曲です。 また、世界中で様々なアーティストにもカバーされています。有名なのが、90年代にヒップホップアーティストのpuff Daddyによってカバーされたもの。

 

こちらは「I'll be missing you」の副題が付いていて、亡くなった人への追討歌になっています。 ヒップホップのアレンジがとても素敵で、アメリカを中心に大ヒットを記録しました。追悼歌らしく、激しさはそぎ落とされていて、物静かな感じが哀愁を誘います。Policeの元曲を聴いた後は、Puff Daddyのこちらもぜひ合わせて聴かれることをお勧めします。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

地方在住の女性会社員で、30代、独身です。邦楽はあまり聴かず、洋楽をよく聴いています。 特にポップスやロックが好きで、幅広い国の幅広い世代のものを聴いています。