読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

ファッション誌の中のような世界を体験できた「今夜はブギー・バック 」

スポンサーリンク

なぜ、その歌が良いと思ったのでしょうか?

今夜はブギー・バック (smooth rap)/スチャダラパー featuring 小沢健二

それぞれの声に独特の味があって、それが何回聞いても飽きません。メロディだけでなく、バックトラックも癖になります。  この曲は、高校生の頃に周りでとても流行っていました。どうやら、当時50万枚を超えるヒットだったようです。

 

また、レコード会社が違う小沢健二さんとスチャダラパーさんによるコラボレーション作品としても話題になりました。 この曲は私にとって、いわゆるスクールカーストが上の「イケてる人」がよく聞いているというイメージです。日本語ラップが流行り始めだったというのもあるのでしょうね。

 

私は決してスクールカーストが上の方ではなかったのですが上位の人にあこがれを持っていましたので、この曲を聴いて精一杯の背伸びをしていた思い出があります。こちらは、小沢健二 featuring スチャダラパーさんのバージョンもありますが、スチャダラパーさんメインのほうが「通」であると言われていました。そのため、私もこちらのスチャダラパーさんの方のシングル(まだ縦長の8cmCDだったと記憶しています)を購入してウォークマンに録音して登下校によく聞いていました。

 

当時田舎に住んでいたので、この曲の舞台となっている都会とは縁遠かったのですが、不思議と抵抗はなかったです。  また、私はこの曲の歌詞もとても好きです。「ダンスフロア」や「パーティー」という言葉を聞いても当時高校生だった私にはまったく縁遠い世界で、それがさらにあこがれを増しました。とてもキラキラして素敵な世界なんだろうな、おしゃれな人がたくさんいて、ファッショナブルな会話で満ちているんだろうなと思っていました。

 

そして、この曲がラブソングというのも良かったです。好きな相手の事を様々な形容詞で表現するその言い回しが、今まで私が触れてきたJ-POPにない世界でした。とても文学的でスタイリッシュ、洗練されているなと思い、かっこよさを感じたのです。この曲を聞くと、高校時代にあこがれたファッション誌の世界が広がるような気がしています。  

 

小沢健二さんのボーカルはとても繊細で、若いころの不安定な気持ちがよく表現されていると思います(ご本人はそんなつもりはなかったのかもしれませんが……)。スチャダラパーさんのラップはとにかくスチャダラパーさんにしかない個性があって、言葉の選び方、言い回し、リズムへの乗せ方が素晴らしくトラックにマッチしていると思いました。

 

あと、2枚のコラボレーションCDが出て、同じ曲だけど歌とラップの割合やアレンジがちょっとだけ違う、というのは、当時とても新鮮に感じました。「CDを消費する」ということが自分の個性の主張にも繋がった時代ですので、こういう形でCDを所有しているというのもかっこよさがあったと思います。2枚持っておいたほうがかっこいいような気がしたので、わたしも後から2枚揃えた記憶があります。

その歌がオススメだと思う方は誰?

 この曲は、高校生くらいの大人の世界に憧れがある方に聞いていただきたいと思いました。背伸びをしておしゃれな世界を見ている頃のときめきとドキドキ感にピッタリ合った曲だと思うからです。その後、何年か経って大人になってからまた聞くとそれもまた格別です。若かった頃の甘酸っぱい気持ちが、この1曲を聴くだけでどんどん溢れてくるようになります。

 

また、若い頃にちょっと聞いていたという人にも、もう一度改めて聞いてほしいなと思います。その時はわからなかったこの曲の魅力が、きっと今ならわかるかもしれません。  今好きな人や気になっている人がいる方にもお勧めです。この曲に出てくる女性は少しプレイガールな所がありますが、女性が本来持っている気まぐれさやセクシーさは、どんな女性にも重ねて聞くことができるのではないでしょうか。

これからその歌を聴こうと思っている方へのメッセージ

 もしかしたら、日本語ラップに抵抗がある方がいるかもしれないですが、ジャンルの事を深く考えずに楽曲の良さを聞いていただきたいです。  「今夜はブギー・バック」自体は1994年の曲ですが、さまざまな歌手がこの曲をカバーしています。KREVAさんやTOKYO NO.1 SOUL SET+ HALCALIさん、加藤ミリヤfeat. 清水翔太&SHUNさんなど、それぞれのアーティストの持ち味を活かした形でリリースされています。

 

なので、若い方や日本語ラップが苦手な方でも自分に合ったバージョンで抵抗なく聞いていただけるのではないかと思いました。少しアレンジが軽いかなーと思うバージョンもありますが、それだけにさらっと聴けてしまうので、車で聞いたり作業をしながら聞いたりするのもいいですね。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

 ジャケットだけで選ぶ「ジャケ買い」を趣味にしています。洋楽も好きですが、気付くと聞いているのはJ-POP。最近はレコード・CD屋さんが減ってしまい、少し寂しい想いをしています……。