読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みんなのエンタメレビュー

感動した映画や面白かったドラマなどを掲載しているブログとなります。

エレファントカシマシ 「星の降るような夜に」

スポンサーリンク

カあなたが良いと思える歌を教えてください

エレファントカシマシの「星の降るような夜に」 こういう書き方はなんだかすごく自分が馬鹿みたいですが、 エレファントカシマシはヴォーカルの宮本氏の個性がとても強い、日本のロックバンドです。 その他の有名な曲では「今宵の月のように」や「風にふかれて」などがあります。

 

CMソングやドラマ主題歌にもなってますので、多くの人が一度は聞いた音があるかと思います。 あまりきれいな歌い方をしない曲が多いので、思い入れのない人には汚い声だとかへたくそだとか感じられるかもしれません。

 

「まあ~ったくよ~うまくいかねよ~」と歌っている曲などは、酔っ払いがくだまいているだけだろ、と感じられます。 下品で声も汚い、だがそこがいい。 エレカシに対する強い思い入れは根っからのファンの人ほどありませんがこの「星の降るような夜に」にはとても励まされました。

なぜ、その歌が良いと思ったのでしょうか?

もう十年以上前のクリスマスごろの話です。船橋の団地で、郵便の集配業務のバイトをしていました。最寄駅は船橋法典駅で、作業所はその駅から歩いて数分ほど。思えばその日は、新松戸駅で乗り換えた朝から師走らしい騒がしさがありました。さらに、普段はあまり人気のない船橋法典なのですが、自分以外にも割と降りる人がいました。

 

その時に気が付いていれば、いや、気が付いていても何もできなかったかもしれません。 作業所では、ハガキや封書など配達地域ごとに分け、担当ごとに自転車にのっけて配達します。普段は船橋オートから聞こえてくる爆音が、あるリズムで「ぶおおおーおおん」と聞こえてくるのです。

 

しかし、配達途中の15:00~15:30ぐらいの時間に地鳴りのような人の唸り声が聞こえてきたのです。 そうです、その日は中山競馬場で、日本競馬一年の総決算、有馬記念の日だったのです。その頃は、オグリキャップの時のような競馬ブームでもありませんでしたし、船橋法典駅を使う人もせいぜい数万人だろうと思ってました。

 

数万人単位だったら野球観戦で後楽園や神宮でも行きも帰りも混んでなかったし、千代田線の通勤ラッシュにもまれた経験もあるので、武蔵野線が混んだとしてもたかが知れているだろうと、更にバイトの作業も年末対応で年賀状の配達準備を19時ぐらいまでやらなければいけませんでしたので、中央競馬は18:00には終わりますから、自分が駅を利用する19:40ぐらいには普段通りの状態であるだろうと、多寡をくくっておりました。

 

作業が終わって、早く帰ろうと、帰ったらM-1の決勝には間に合うかなと思って、駅の姿が見え始めるところまで来て初めて異変に気が付きました。駅舎の前に長蛇の列。人の海といった感じです。駅の近くの道は、側溝にフタはしてあるものの、歩道を電柱が塞いでいるような田舎道でしたから、競馬場から延々と続く人の列はまさに異様なものでした。自動改札に近づくのもやっとといった感じで、ホームの様子を見てみると、人が線路にこぼれ落ちてしまうほど、ギューギューな状態でした。

 

このままでは、電車のドアのところまで行くのに数時間かかってしまうだろう、というような状態に見えましたし、船橋千葉市に帰る人、東西線から東京方面に帰る人もいるだろうと思って、一駅歩いてから乗ろうと、隣の駅へ行きました。 今度は、駅のホームに立つことは簡単でしたが、待っていた電車が止まり、ガラスの向こうの様子が分かった瞬間にこれはダメだと感じました。

 

まさに立錐の余地もないという状態で、通勤ラッシュ以上に見えました。次の電車、その次の電車も様子は変わりません。二十代前半だった自分は、すし詰めにされた40~50代の、おそらく競馬に負けたであろうオッサンの集団に気圧されたのかもしれません。終電に間に合うかという恐怖に襲われました。 当時、自分が持っていたケータイでは、その駅から新松戸までの直線距離ぐらいしかわかりませんでしたが、見る限りでは行けそうだと思い、M-1もあきらめて、とにかく新松戸まで歩くことを決めました。

 

その時はまだ第二の誤算に気が付いていませんでした。国道6号線の松戸のあたりとか、ファイターズ二軍の鎌ヶ谷のあたりを知っている人はご存知かと思いますが、山というか丘というか、とにかく二つほど乗り越えなければいけない結構きつい上り坂があったのです。左程明るくない路をくねくね進んでのぼって、歩く時間の割にGPSの自分の位置はなかなか目的地まで近づきません。

 

コンビニも見つからずケータイの電池も無くなりそうだった時に、その当時持っていたウォークマンから聞こえてきたのが「星の降るような夜に」でした。短い曲ですけど、そのあと数時間ずっと繰り返して聞いて、自分を励ましました。この年末に、一人でずっと歩いて、タクシー乗る金もケチって何やってんだという状況で物凄く励まされました。 ひとりぼっちで肩を組む相手はいませんでしたけど。

その歌がオススメだと思う方は誰?

ウォーキングが趣味の人。人生に悩みを抱えた喫煙者。

これからその歌を聴こうと思っている方へのメッセージ

一人ぼっちでも、仲間がいるつもりで聞いてください。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

東京都 33歳 男性 無職