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私が心の底から良かったと思える日本のドラマ「1Lの涙」

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なぜ、そのドラマが良いと思ったのでしょうか?

このドラマは、若くして治療不可能な病気にかかってしまった女性の実話を元にしたヒューマンドラマです。 ジャニーズの錦戸亮と女優沢尻エリカを主人公として、病気と向き合う姿勢というものを教えてくれるドラマで、 日々、何気なく暮らしているだけの人には共感を得やすい感動物語です。 このドラマを通して、私は少なくとも3つのことを学びました。

 

1つ目は、いつ自分や家族・周りの友人が病気になるかは誰にもわからないということです。 夜眠りについて明日朝目覚めるということは、ごく当たり前のことのように思えますが、 絶対に明日目が覚めるという保障はどこにもありません。 それは自分だけでなく周りの人にも言えることです。 他のドラマで、「明日やろうは馬鹿野郎」という表現がありますが、まさにその通りだと思います。 今日できることは今日中にやる…簡単そうでとても難しいことですが、 今を一生懸命生きるということがいかに大事かを、このドラマは教えてくれます。

 

2つ目は、窮地に立たされた時にこそ、その人本来の強さが浮き彫りになるということです。 壁の高さは様々ですが、どれだけ高い壁でも必死に超えようとしている人がいれば、 余りにも低い壁ですら避けて通ろうとする人もいます。 壁というのは、自分が勝手に決めつけているものであって、 本当に超えられない壁はないのではないかと感じました。 病気が発症してからも、懸命に努力する主人公の姿は、とても美しく心に響くものです。

 

世の中には五体満足でいられない人や、慢性的に食料不足に陥っている人がたくさんいます。 日本に生まれ育った私達には想像もできないような過酷な状況で、 毎日を暮らし、幸せを見出している方々がいるのです。 そう考えると、私達が起こしているような些細な言い争いやストレスは、なんとも小さいことなのでしょう。 このドラマを見終わった後は、 視野を広く持ち、寛大な心で、今という現実を受け止めるメンタルを創り上げてくれました。

 

そして最後に、人間は1人ではないということを教えてくれました。 育ってきた環境により、関わりを持つ人数は人によって違うでしょう。価値観も様々です。 その中で、人生で出会える人数なんてものはたかが知れています。 奇跡とも言うべき確率の中で出会えた人々に支えられて、今の自分が存在します。 現状に落ち着いて、当たり前のことを当たり前と思っていた頃は、他人に感謝するということを忘れていた様な気がします。

 

ご飯が食べられるのも、仕事ができるのも、健康でいられるのも、 全て自分1人の力ではないんだということを改めて教えてくれました。 また、家族の力は無限大の力になるということも改めて実感させてくれるドラマです。 余談ですが、沢尻エリカ演じる池内亜也ちゃんがものすごくかわいいです。

 

こんな子が周りにいたら必ず学校中のヒロインになっているはずです。 沢尻エリカがエリカ様と呼ばれていることしか知らない方々も、 彼女のプロ意識を見ることでイメージが変わるかもしれません。 そういった見方をさせてくれるのも、ドラマの良い所かもしれませんね。

そのドラマがオススメだと思う方は誰?

ネット環境が普及する中で、ネット難民と呼ばれチャット世界に生きてしまっている方や、 簡単に人を傷つけ、暴力をふるい、自分勝手にわがままを言っている方、 そして、家族特に父親や母親の愛情を、邪魔くさい・気持ち悪い等と勘違いしてしまっている方にはぜひともおすすめします。 これまでの価値観や感謝の気持ちが一層されると思います。

これからそのドラマを観ようと思っている方へのアドバイス

このドラマは実際にあった話を元に作成されています。 決して他人ごとではないということを肝に銘じて見て頂きたいです。 また、この実話は日本で起きているということも肝要です。 自分や家族・周囲の人間が、今回の様な状況に陥る可能性だって0ではないのです。

 

今日、この日に昨日と同じように動けるということがどれだけ幸せなことなのかを再確認してください。 人間誰しもいつかは年老いて、病気になるでしょう。 そんな時に忘れてほしくないことは、体が病に侵され動けなくなったとしても、心は生きているということです。 最後まで諦めることなく、心は美しくあってほしいと思います。

 

そして、このドラマを見た後は、誰かに感謝の言葉を送りましょう。1人でも複数の人でも構いません。 感謝は感謝を連鎖させます。辛い体験をドラマ化してくださったご遺族の方に感謝するとともに、 あなたの周囲の人達にも感謝の気持ちで一杯にしてあげてください。 最後に、号泣必須のドラマです。ハンカチだけはお忘れなく。

 

カンタンな自己紹介・プロフィール

私はアラサーの男性で士業を行っています。家族構成は妻と子2人で、東京都に住んでいます。